独立後に失敗してしまった

「ブラック企業だから辞めたい」と一念発起して独立し、フリーランスのエンジニアになったものの、事業が軌道にのらず失敗してしまった事例をいくつか紹介します。

営業先を見誤ったケース

●Fさん(28歳・男性)

大手システム会社から独立し、フリーランスのエンジニアとして働き始めたFさん。会社員時代には、開発力・技術力だけでなく営業力のスキルも身につけ、フリーランスでもやっていけるという自信はあったそうです。

しかし、フリーランスになって見込み客であるクライアントへ営業をかけるものの、なかなか仕事を受注できない状況が続きました。なぜ、仕事が取れないのか?その答えを、あるクライアントから聞きました。

「君自身の力をかっていたのではなく、君がいた会社をかっているから」

見込み客だと思っていたクライアントの多くは、Fさんのエンジニアとしてのスキルよりも、会社の看板があったからお付き合いしていたのです。個人として雇ってもらえるクライアントはどこなのか、それを見誤ったことが受注できなかった原因でした。

将来の見通しが甘かったケース

●Gさん(29歳・女性)

フリーランス1年目は思い描いた通りに仕事を受注し、収入もどんどんアップしていったGさん。しかし、2年目に入ると突然受注が取れなくなっていきました。独立時には、それなりにスキルを身につけていたはずのに、なぜ仕事が取れなくなったのか。

いろいろ原因を探っていくと、Gさんが求めるスキルが市場で縮小し始めていたことがわかりました。

そもそも、縮小せずともGさんのスキルを求める企業数も少なかったこともわかり、ニーズや将来性をきちんと把握しなかったことを反省したそうです。

なんでもやります!で仕事を失ったケース

●Hさん(32歳・男性)

独立してフリーランスになったばかりのころは、がむしゃらに仕事を受けていたHさん。おかげで会社員時代より年収は大幅にアップ。仕事もたくさん舞い込んできて順風満帆。内容を深く考えることもなく、来る仕事は全て受け続けていました。

しかし、あるクライアントの案件で、お客様から信頼を失う事件が発生します。そのクライアントの「ライバル企業の仕事を受けている」ことが発覚したのです。結局、契約は途中で解約となりました。

フリーランスになると貪欲さが芽生えますが、依頼のあった仕事を考えもなしに全て引き受けるのではなく、その仕事を引き受けることで問題は発生しないか、誰かに迷惑をかけることはないかといったことまで考えて、携わる仕事を選ぶことも重要だということを学んだそうです。

PAGE TOP